ちょっといいサイドテーブル、作りました
焚き火台と、椅子と、サイドテーブル。その3つがあれば、わたしたちは自然の中に居場所を作ることができます。それはいわば、キャンプの最小単位。 だからこそ、この3つは慎重に吟味し、大切に思えるものを選びたいものです。 例えば冷たい空気の中、静かに燃える焚き火の炎を眺めながら、椅子に深く腰掛け、何もしない時間を過ごす。あとはそこに、控えめに寄り添ってくれるテーブルがあれば、ビールを片手に自分だけのチルタイムに浸ることができます。シンプルで、機能的で、少しだけ上質。 そんなサイドテーブルを考えました。
36(サンロク)が大切にした6つのこと
1.金属天板でヘビーに使える
天板は厚さ3mmの金属製なので、焚き火調理で高温になったダッチオーブンやスキレットなどを「ちょい置き」したり、そのままミニマムな食卓として利用できます。渦を巻くように入った細いスリットは、重量の軽量化に貢献しつつ、ハンガーとしても機能。シェラカップなどを引っ掛けておくことができます。
クランプ式のランタンハンガーと組み合わせてランタンを吊るしたり、金属であることを活かして天板の裏側にマグネットでLEDランタンをくっつけることもできます。
天板の中央には、『Col to Col』のシンボルである山麓のマークが入っています。
2. 三本脚で安定
不整地でも脚が浮かずにしっかり立つ安定感は、キャンプで使う道具として必須条件。そこで、三本脚にすることが最初に決まりました。
3. 組み立て・撤収が簡単
キャンプの回数を重ねていくと、「設営」と「撤収」にかかる時間をいかに短く出来るか、道具をどれだけコンパクトにまとめることが出来るかが、キャンプをストレスなく続けていく上で重要になってきます。36(サンロク)の組み立ては、3本の脚をマグネットで取り付けるだけで、10秒かかりません。収納時は、脚を天板の裏面に3本まとめて差し込めるようにしました。ネジ止めも固定用のワイヤーも不要です。
4. コンパクトに収まる
分解時は、3本まとめて天板と六角リングの隙間にぴったり収まります。
36を持ち運べるキャリングバッグ付き。36専用に設計した、ぴったりサイズのバッグです。
5. 持ち上げても脚が取れない、角度が変わらない
組み立て後に地面に置くと、てこの原理で脚の頭が自然と本体に押しつけられ、同時にマグネットで自ら吸い付く構造になっています。
6. 美しい木の脚
「オーク」
「ウォールナット」
注意事項
高温のものを長時間置き続けると粉黛塗装が変色する恐れがありますのでご注意ください。
破損や怪我の恐れがありますので、椅子としてのご利用はご遠慮ください。
スペック詳細
【重さ】 オーク:約2.5kg ウォールナット:約2.7kg ※天板、脚すべて含めた重さ