薪割りがもっと楽しくなる!
手を添えなくても薪が自立してサクサクと気持ちよく割ることができる薪割り台を開発しました。
一番の特徴は、 薪をスライドしながら差し込むことができるくぼみ。 薪が立ったままになれば、刃を振り下ろす際に片手で薪をホールドしておく必要がなくなり、手を傷つける心配から解消されます。
怖くて刃を思いっきり振り下ろせない
「コンコン割りがなかなか上手く行かない」 「薪が硬くて、薪の頭に刃が刺さらない」 という経験はありませんか? 鉈や斧を使った薪割りの場合、立たせるために添えている手が危なくて、 刃を叩きつけられないので刺さりにくい。 そこで、手を添えなくても薪を立てることができ、 斧やナタを躊躇なく振り下ろせる薪割り台を開発しました。
「タツマキ」は両面使える
薪が立つスリットのあるA面
木の土台に薪を挟むためのスリットを作りました。スリットの広い方に薪を入れて手前にスライドさせると、薪の太さに応じてどこかで固定され、様々な太さの薪を自立させることができます。片手をいつも添えておく必要がないので、誤って刃を手に振り下ろす心配がありません。
杉やひのきなどの針葉樹は柔らかいので割れやすいですが、 広葉樹だとある程度の勢いがないと、ナタや斧がうまく刺さりません。その時に大事なのが、「最初の一撃」です。 木が立った状態であれば、ナタや斧の重量と遠心力を使って、よりスムーズに刃を食い込ませることができるようになります。
バトニングするなら平らなB面
裏面はスリットがなく平らです。 ナイフやナタを使ったバトニングには、こちらの面が役立ちます。
ほどよい粗さを残した表面処理
滑らかすぎると薪を置いた時にすべりやすくなるので、薪が台に吸い付いて立つように、ある程度摩擦抵抗を残した表面処理にこだわりました。
強度が高い三層の合板
木を輪切りにして作られた薪割り台の場合、どれほど厚みがあったとしても、薪を打ち付けた衝撃で真ん中から割れてしまうことがあります。
そこで、一枚板ではなく3層の合板にして、目を交互に張り合わせることで、割れにくくしました。
素材は軽く柔らかいパインツリー
振り下ろす刃が傷みにくいものにしたいという観点と、荷物の多いキャンプシーンでの負担を軽減するよう、軽く柔らかい木材であるパインツリーを選びました。また、丈夫なレザーのハンドルつき。軽量で、キャンプサイトでの移動も楽々です。