バトニングを快適に行うには、刃物の薪の頭にぐいぐい食い込ませるために、少し重めの薪で刃を叩く必要があります。しかし、そのような薪は、重々にして太くて持ちにくいもの。余計な握力が必要なので、肘や手首を痛める原因にもなります。握りやすいグリップと適度な重さを兼ね備えた「バトニングマレット」を使うと、バトニングの作業効率が驚くほど向上するので、快適すぎてもう薪に戻れません。
1. 軽い力でバットのようにしっかり握れる細身のグリップ
薪でバトニングする際には、叩く薪の重さを利用するため、必要な重さを備えた薪は太くなりがちです。そのため、手袋をした手で握ろうとしても、指がうまく回らず、勢いよく振り下ろすことができません。太くて握りにくい薪は、しっかり保持するために、常に力いっぱい握りしめながら振り下ろすので、すぐに二の腕に疲労がたまります。また、腕が硬直した状態で硬いものを叩くので、手首や肘にダメージが蓄積されます。
バトニングマレットは細身のグリップで、女性や子どもの小さな手でもしっかり握ることができるので、コントロールされた打撃を刃物の峰に振り下ろすことができます。
様々なサイズを試し、実用と持ち運びやすさのバランスが最も良い長さと重さを割り出しました。使い潰したバトニングマレットは、最終的に薪として天寿を全うします。
2. 面で叩くことで刃先を確実に捉え、ぐんぐん薪を割り進められる
「角断面」なので、面で叩くことで、薪から飛び出したナタやナイフの刃を確実に捉えることができ、薪や丸太で叩いた場合と比較して、格段に速く・楽に割り進むことができます。
また、不定形な薪や丸太では、刃の先端を叩いてしまい、破損に繋がる恐れがありますが、バトニングマレットは、平らな面で、薪から飛び出した直後の刃の峰を叩くことができるので、刃を傷めにくくなっています。
3. 叩く面が4面あるので長く使える
バトニングマレットは、使い続けるうちにだんだん削れてきますが、断面が正方形なので叩く面が4面あり、より長く使うことができます。
スペック詳細
重量:約500g
全長:25cm
素材:オーク